佐々木です.comを運営している佐々木です。
「介護の仕事をしているけど人間関係で悩んでいる」
「明日仕事に行くのが嫌だ」
本記事ではこのような悩みを解決します。
【記事の信頼性】
この記事を書いている私は介護歴11年。訪問介護、地域密着型サービスの管理者5年で得た知識・経験を元にこの記事を書いています。
保有国家資格:介護福祉士、介護支援専門員
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地下鉄の待ち時間にご覧ください
介護職を辞めたい。人間関係で悩む方へ
仕事の離職率で最も多い理由が人間関係です。介護職に限らず、職場の人間関係で悩む人はとても多いと言うことです。
日本人の場合は1日8時間、週5日勤務が通常です。
睡眠時間が8時間とすると、起きている時間の半分を職場で過ごすことになります。
通勤時間や残業を含めると家族よりも長く一緒にいますね。
ゾッとします(笑)
そんな職場の人間関係が悪いということは、人生の半分がストレスを感じながら生きている。ということです。
決して大袈裟ではありません。
さらに精神障害の労災請求件数が最も多い業種も福祉・介護となっています。
人間関係のストレスから解放される方法
そんなストレスから解放される方法は
「職場を変えること」です。
「そんなことわかってるわ」
とがっかりしましたか?
しかし、解放されるには職場を変えるしかありません。
ここまでこの記事を読んで頂いているあなたは、かなり人間関係に悩む重症者だと思います。
職場の人間関係がすぐに改善するとは思えません。なぜかと言うと、ストレスの原因となる人は上司、または勤続年数の長い古株の人ではないですか?
自分の言いたいことを言い、やりたいようにできる職場は古株の人にとっては楽園のように居心地が良いでしょう。
余程のことがない限り辞めたり、異動したりすることはないと思います。
職場の人間関係が改善するのが先か、あなたが精神的に病んでしまうのが先か。
おそらく後者だと思います。
それでも我慢して半分がストレスの人生を継続させますか?
間違いなく、あなたが職場を変えた方が早いです。
職場を変えた先でも人間関係が悪かったら?と心配になるのもわかります。
たしかにどこの職場にも1人ぐらい嫌な人はいるでしょう。でも今のあなたの職場よりはきっとずっと、マシなはずです。
なにしろ、あなたは今、重症者ですから。
一歩、踏み出す勇気
ストレスから解放される方法として、職場を変えるとお伝えしました。
職場を変えるとは転職のことだけではありません。
社内異動という選択肢もあります。
一店舗のみではなく、複数の事業展開をしている会社は多くあります。
自社の近隣店舗への異動であれば、面接等もなく会社のルール等は理解しているので転職するよりも安易に職場を変えることができます。
上司に人間関係を理由に異動を希望するのはちょっと…。という方も多いと思います。
そんな時は便利な言葉があります。
「色んな介護現場を経験してみたいです」
シンプルにこれです!
近隣の店舗が今いる職場と同じサービス種類であれば使えませんが、サービス種類が異なる場合は効果抜群です。
もっと具合的に言うのであれば、
デイサービスの場合は「レクリエーション活動を経験してみたい」
訪問介護の場合は「在宅を経験したい(将来ケアマネをするために)」
グループホームの場合は「認知症ケアを習得したい」
施設系の場合は「オムツ交換など介護技術を向上させたい」
などはいかがでしょうか。
きっと、上司は「向上心のある素敵な社員だ」と感心すると思います。
近隣に自社の店舗がない。と言う場合は転職になるでしょう。
社内異動よりはハードルが上がりますが介護職は最小限のリスクで転職が可能です。
介護職は最小限のリスクで転職できる
その理由は、介護職は専門職だからです。手に職をつけると言いますよね。
職場はあくまで働く場所であって、技術や知識は自分自身に身に付いているものです。
介護をする場所を変えるだけです。今まで培ってきた経験はそのまま次へ活かすことができるのが手に職をつける専門職の魅力だと思います。
プロ野球選手も契約が終われば、年俸の高い球団へ移籍しますよね?
私は会社ではなく介護業界に就職したと思っています。
もし今がデイサービスなら、次は施設を経験するも良し、訪問介護で在宅を経験するも良し。どの経験も全て自分の力になり、いろんな経験をすることで自分の介護観も変わります。そして将来の選択肢が増えます。
人間関係で介護職を辞めたいと悩むのであれば次のステップアップとして環境を変えるべきです。
まとめ
より良い介護をするには、まずは介護者が精神的にも肉体的にも安定していないといけません。
人が変わるのを待つより、自分が変わる方が何倍も早いです。
我慢して燃え尽き症候群にならないように自分の身体を一番に考えてあげましょう。
介護職を辞めたい。人間関係で悩む方の参考になれば幸いです。