どうも!佐々木(@sasakidesu25)です!
「あれ?年金ってどんなものだっけ?」
と思った方は先に「第1回」を読んでから、また戻ってきてください!
それでは行きましょう!
ちょっと振り返り
前回の【年金の仕組み①】を少し振り返りますね。
年金は保険のようなもので「リスクに備える」というのが正しい考え方。
リスクとは「長生きすることで貯蓄が無くなってしまうこと」でしたね!
年金だけで老後安心して暮らせるかは誰にもわからないので、
「貯金する以外にどういう準備が必要か」を考える必要がある。
と言うところで終わりました。
では行きましょう!
人生100年時代の不安に対して
2020年現在、人生100年時代と言われています。
労働が60歳で終わって収入が無くなる。
「年金だけであと40年も生きていけない」
と不安になる人が多くいます。
ここで働き方を変えないといけません。
まずは、60歳で引退せずに70歳でも需要があるし働ける社会になっています。
あとは副業をして本業とは別の収入の柱を作る⇒自分でお金を作れるようにすることも重要です。
最大42%も増額される!年金の繰り下げ受給とは?
そもそも年金は何歳からもらえると思いますか?
60歳?
65歳?
70歳?
実は、60歳~70歳で受給時期を選べるんです。
「だったら早く貰いたい!」
「60歳になったらすぐ貰う!」
と思いますよね?
でもそれは年金の仕組みを知らない人の考え方なんです。
理由は、繰り下げ受給をした方が多く年金を貰えるからです。
受給時期をたった1ヶ月繰り下げするだけで数%増額され、
最大70歳まで繰り下げた場合、42%増額されます。
しかも、一生です!
ただ、こうなると新たな不安が発生します。
「70歳までに死んだらどうするんだ」
「70歳まで貯蓄が持つか不安だ」
ただこれは「全員繰り下げ受給しましょう」と言っているわけではありません。
そもそも年金は「長生きする」というリスクに対する保険なので、
なるべく年金を使わずに70歳まで生活して、70歳になってから受給すれば
「より豊かな老後が暮らせますよ」
という話です。
ここを理解せずに
「貰えるものは早く貰おう!」
という考えでは老後になってから後悔することになります。
私的年金
私的年金は「土台となる公的年金にプラスするもの」というイメージです。
公的年金:保険
私的年金:積立貯金・投資
と分けて考えて下さい。
私的年金には3種類あります。
・年金基金
・企業年金
・iDeCo
公的年金と私的年金の正しい組み合わせ方
今までの考え方は60歳で労働の現役を引退して、公的年金を貰う。さらに上乗せで私的年金を貰う。
しかし、これからの考え方は現役引退を少し長くして、次に私的年金で生活する。最後に増額された公的年金を受給して豊かな老後を過ごす。
なにごともまずは知ることが大切。
知ることで守れることもあります。
今回は以上です。